野球のイチローがルーチンワーク(routine work 決まりきった仕事)の大切さをいってます。
「ルーチンワークをしっかりやることが大切です。ルーチンワークをくずさずにやれるかどうかで、心の準備も肉体の準備も決まります」
イチローの記録は、徹底した自己管理から、生まれたものです。ヒットを自由に打つためには、まず自己管理をというわけです。
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ところで、大学を辞して新聞社に勤め、連載小説を書くようになった夏目漱石は、朝ペンをとるのが苦痛で仕方がなかったようです。
しかし、毎朝決まり切った時間に、書くことがなくても無理に机に向かい、ペンを取るとそのうちアイディアが湧いてきて、原稿を書き上げると、それが快楽に変わりました。
苦痛を快楽に変えるには、仕事を「機械的」にすることだと言っています。
- 機械的に仕事をする。
- はじめは苦痛
- 次第に快楽
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むずかしい仕事は、毎日定時におこなうことによって、むずかしさもヘリ、苦痛度もさがっていき、やがて苦痛が快楽に変わりはじめます。
本物の快楽は、苦痛を通さないと、得られないようです。
- 漱石の久米正雄・芥川龍之介あて書簡末尾に「苦痛、快楽、…」が