- 「常在戦場」というのは、越後の長岡藩がふるくから伝承してきた藩是です。小藩の長岡藩は、藩士に生活文化というものを楽しむことを許しませんでした。
座ぶとんひとつでも、そういうものは戦場にないということで、武家の家庭では用いませんでした。 - 河合継之助(つぎのすけ)も寝るときも、賊の侵入に備えて刀の右腕を守るために、切り落とされてもいい左腕を常に上にしていました。
- いまの世は常在戦場、高度学習の社会です。
日本企業は景気がいいように見えて、実態はリストラと中国、アジア依存によるもので、少数の勝ち組企業と多数の負け組企業に2極分解しています。 - 中間層も2極分解し、生活も劣化し、下方へ移動する層がふえています。
企業は仕事を誰でもできるようにとどんどん平準化しています。 - わ たしたちは、自分の仕事が、ITに取って代わられることのないように、《常在戦場精神》で、中身を高め続ける必要があります。
生涯にわたる高度学習時代が到来しまし た。
自分への積極的な先行投資を勇気をもって断行したいものです。
実は、自分が高まるのは、楽しいことであり、生きがいにもなります。
河合継之助関係
- 河合継之助ゆかりの地めぐり
- 河合継之助記念館2006年12月オープン
- 司馬遼太郎を読む 『峠』
- 河合継之助ウィキペディア
- 越後長岡藩
- 長岡市